アーカイヴ運動 メモ

・デジタルアーカイヴに関して
→公的な資金を投入してデジタルによる保存に意味はない。ましてや、デバイスのアーカイヴが必要なデジタルアーカイヴの振興などナンセンス以外のなにものでもない。
・現物を現状保存することがアーカイヴ運動の基本である。
→襖絵や障壁画や仏像などを現場から動かすこともきわめて重大な二次加工である
・スクラップ・アンド・ビルドを「効率」と呼ぶ土建国家の経済原則に対するcounter cultureを作ることが「アーカイヴ運動」である
土建屋のビジネスモデルを乗り越える「運動」が必要
・メディアとアーカイヴ
→アーカイヴ運動のためにメディアをスマートに使われなければならない
インターネットや携帯は「デジタル化のための道具」ではなく「運動(言論)の武器」であること
・「アーカイヴ運動」には著作権などの法律や単純な遵法精神を乗り越える、共有の形式と精神が必要であること
著作権法は財産としての著作物のための法律であって、表現とは何の関係もないファイナンス・コンシャスな法律
・その点で「アーカイヴ運動」はアクティヴィズムであること
→広い意味では「コピーレフト運動」に近いがCCとはいささか異なる