Il ritorno dell’Italia con la Coppa del Mondo 2006

イタリアがEURO2008で苦しんでいる。
イタリアが弱い大会はつまらない。
ドイツとイタリアの決勝を望みつつ、2006年ワールドカップの優勝を思い出す。
優勝すると本当に戦勝祝賀会のような様相を呈する。
フランス国歌『ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)』がそうであるように、イタリア国歌『マメーリの賛歌』の歌詞は殉国精神がたっぷり含んだ内容である。
一部の知識人や音楽家は歌ったり演奏したりすることを拒絶するとも言われている。
ただ、「イタリアの同胞(兄弟)よ」で始まる『マメーリの賛歌』の歌詞は「戦勝」にぴったり。
マメーリはイタリア統一運動(リソルジメント)に義勇兵として参戦した実在の実物であったらしい。
1847年にこの歌詞を書き上げたマメーリは、数年後に首都防衛戦で歌詞のストーリー通り殉死してしまった。
第二次大戦中はファシスト党の「戦勝」を讃えて、ローマやフィレンツェなどの広場でイタリア国旗が踊っていたのかもしれないかと想像する。
とすれば、サッカーは現在の「世界秩序」に貢献しているかもしれないなどとも思う。

Fratelli d'Italia
L'Italia s'è desta,
Dell'elmo di Scipio
S'è cinta la testa.
Dov'è la Vittoria?
Le porga la chioma,
Ché schiava di Roma
Iddio la creò.
Stringiamci a coorte
Siam pronti alla morte
Siam pronti alla morte
L'Italia chiamò.
Stringiamci a coorte
Siam pronti alla morte
Siam pronti alla morte
L'Italia chiamò. Sì!